X-TRAILエクストレイル・t30 アウトドアの道具としての車

日産X-TRAIL(エクストレイル・t30)は2000年から2007年にかけて
発売されたエクストレイルシリーズの初代になる
当時はすでにエコカー志向が始まっていて
SUVやオフロード車は正直いって人気がなかったように思える

 

そんな中エクストレイル・t30 は雪の中やジャングルの中を泥だらけで
走りまくるという完璧なオフロード路線のCMで登場した
当時すでにアウトドア趣味を持っていた私から見てとても魅力的な車だった

 

コンセプトとしてはjeepやランドローバーといった海外の「本気の」オフロード車を
日本に合わせてコンパクト化し、200万円台に落としこんだ、というイメージだ

 

今の日本車では珍しい変わった特徴をいくつかあげてみたい
車内インテリアは防水仕様になっていて
アウトドアで汚れた様々なギアをそのまま収納しても問題ない
帰ってから車内を水洗いできるというのはアウトドア派には画期的だった
ルーフの上にドライビングランプがついているのも珍しい、というか世界初で
見通しの悪い林道や霧の中などで実用的な装備だ
このドライビングランプ(ハイパールーフレール)は見た目のゴツさにも貢献していて
全体的に角ばった車体を一段と迫力あるものにしている
他にもポップアップステアリングがある
これは停車時にステアリングを上向きに倒すことで
運転席周りのスペースを大きく広げることができる
アウトドアでは席で着替えるなど、なにかしらの作業をすることも多く便利な機能だ

 

つまるところこの車は日本という環境に合わせたオフロード車として
高い完成度を持っていたと思う
全世界で80万台以上売れたという実績もそれを証明していると考えたい

 

このt30も2007年に販売を終了し、t31、t32と現在は三代目が出ているが
初代であるこの車ほどのインパクトはなくなっている
ゴツい外見は空力的な不利もあり新型ではすっかり丸くなってしまった
やはり今はエコ優先でオフロード車は厳しいのだろうと思う

 

それでも、都市部での足としてではなくアウトドアの道具として
このエクストレイル・t30 のコンセプトを継承する新型車の登場を期待したい。

 

■お役立ち
エクストレイルの値引きまでの扉